人気ブログランキング | 話題のタグを見る

CALCIO馬鹿のたわ言。

forzamilan.exblog.jp ブログトップ

ショっショロ~ザっ♪

エジプトに負けた時は「はぁっ!?」と思いつつもいつもの展開か、という感じだったんだけど、この負け方はちょっとヤバイのではないか、と。
ハマった時のセレソンは手がつけられないってのは重々承知してるけど、さすがにアッズーリがここまで何もできないとは思わんかった。
攻撃のバリエーションが少な過ぎるんだよなぁ。
っつーかドゥンガすごいな。
ドゥンガ見てるとひょっとしたらレオ様も結構いけるんじゃないかと思えるところがちょっと救い。
まーコンフェデだし、大事なのは来年どんなチームになってるか。
できればもうちょっと試合したかったけど、ここで色んなものが浮き彫りになったのは収穫と言えば収穫であろう。
アッズリーニからも何人か上がってくるだろうし、これからですよ、これから。

という訳で、リッピさんの言い分。


リッピ:「私がイタリアを率いてから最も困難な時だ」 (gazzetta.it)

再建―「これは再建に向けての第一歩だ。もし私が3年前に代表チームを離れていなければこうはならなかっただろうし、恐らくサイクルを追求していただろう。過去の私のチームのうち、10~11人の選手は2010年のワールドカップでも重要な仕事をしてくれると確信している。何故なら彼らは自身の力で予選を突破する必要があるからだ。それに彼らは実際に重要な選手たちだ。長い目で見ればチームの一新は必要だが、20人の新しい選手たちでチームを作ることはできない。」

アフリカでの選択―「再建のタイミングとしては、このコンフェデレーションズ・カップがちょうど良い機会になった。我々は深刻な状況に陥っているが、ヨーロッパや世界で戦えないという訳ではない。招集メンバーの状況を見てもそれは明らかだ。例えば私は怪我から復帰したばかりのガットゥーゾを連れて来た。これはチームにとって重要なことだ。それに2006年のワールドカップの時とは違うメンバーも南アフリカに連れて来た。その上U-21のチームとの兼ね合いもある。彼らには彼らの大会があったし、カシラギから選手を取り上げるのは正しいことではない。サントンを招集したことも私の姿勢の表れだ。3試合に出場したロッシに比べたら、試合に出場していないサントンは不満かもしれないがね。ここに来たのは現時点での最高の選手たちだ。“古参”と“新参”への評価を下したという意味で、コンフェデレーションズ・カップは私の考えをはっきりさせてくれた。正確な判断というのはこういった重要な試合の後でしか下せない。若手選手たちを使うか? U-21のチームの選手たちは私にとって常に重要な要素だ。」

失望―「この3試合のパフォーマンスは小さな光明はもたらしたものの、我々の期待に沿う結果には繋がらなかった。酷いものだ。こんなところで帰らなくてはならないことに憤慨しているし実に残念だ。私は失望している。過去のチームから何も変えずにやってこういう結果が出た。だが今は再建の途中だ。それに私は結論が出たとは言っていない。良いイメージを持つことはできなかったが、過去にも乗り越えてきた。ブラジルは常に世界最強のチームだ。彼らを打ち負かすことはできるが、今の代表チームは難しい時期を迎えている。」

コンディション―「我々にとって重要な多くのことがわかった。具体的には怪我の影響などの身体的なコンディションについてだ。このチームの誰もがハートとソウルを持っていることは明確だ。だがその他のものを見つめなおさなければならない。プライドが十分ではなかった。ブラジルは前回のコンフェデレーションズ・カップを制したが、ワールドカップでは世界王者になることなくベスト8で敗退してしまった。何故ならコンディションが万全ではなかったからだ。重要なのは来年のワールドカップであり、準備するための時間は十分にある。」

技術的な危機―「イタリアのカルチョの問題? 新聞が毎日のようにカカの移籍金の額や、マイコンやイブラヒモヴィッチの移籍の可能性を書き立てているが、それは良いことではない。見直しを迫られているような印象を受ける。代表チームは今難しい状況に陥っている。だが全ての大会で勝てる訳ではない。私が心配しているか? いや、例えばピルロがチェルシーでプレイすることになったとしても代表チームでの仕事は変わらない。だが国内リーグは技術的な危機感に迫られるだろうね。センターバックの問題? カンナヴァーロはこれ以上できないという議論は軽薄そのものだ。彼は今身体的な問題を抱えている。それに彼の他にもキエッリーニやレグロッターリエ、U-21のガンベリーニもいる。」

フォーメーション―「多少の変更は考えている。しかしそれはピッチの上でどうなるかを検証した上でしか評価できないことだ。」

ブラジル対スペイン―「力が拮抗してるから引き分けになるかもしれないな。」


ぴるろんがチェルシーって、不吉なこと言わないで頂けますかリッピさん。
しかしレグロッターリエがこんなに重宝される時代が来るとは思ってませんでした。
選手人生ってわからんもんですなぁ。




ところでこの試合を見てて一番思ったのは、あぁ、やっぱりリッキーって別次元で上手いよなぁということ。
“うちの子じゃない”リッキーを見たのはこのコンフェデが初めて。
できるだけ冷静に観察してみたつもりだけど、反応スピードの速さ、前への推進力、トップスピードに乗った時の迫力、スペースの使い方、ボールコントロールとトラップの正確さ、味方の活かし方、挙げだしたらキリがないけど、その全てがパーフェクトでしかもシンプル(ここ大事ね)。
ここ2シーズンぐらいのミランではその良さを存分に発揮させてあげることができなかった。
こういう選手は思いっきり自由に羽ばたかせてあげないといけないのに。
(ちなみに“カカ”はマオリ語でオウムのこと。)
それはミランにとっても、そして何よりもリッキー本人にとっても不幸なこと。
だからやっぱりミランを離れたのは正しかったんだと思う。
来シーズンからのレアルがどんなチームになるのか検討もつかないけど、自由に楽しんでプレイして欲しいと心から願う。
実際にレアルのユニフォーム着てプレイしてる姿見たら泣くだろうけどなワタシ。




この試合でも頑張っていたロッシ君のブログ発見。
更新頻度は低いけど。
コメント欄見てたら「君がミランに来てくれたらカカだって惜しくない!」とか「君はミランでプレイするために生まれてきた!」とか「ユーヴェが君を待っている!」とか「ローマに来てロッシ・トッティ・ヴチニッチのトリデンテ作って!」とか「ユナイテッドに戻ってきて!」とか「ビジャレアルから出て行かないで・・・」とか、それぞれのファンが好き勝手なこと書いてて面白いです。
心なしかミランのが多いかな。
いいから黙ってオファーを出せガリッパゲぇっ!!

Giuse87


【本日のBGM】

African Spirit

The Soweto Gospel Choir / Shanachie


このエントリのタイトルは南アフリカでスタンダードとなっている"Shosholoza"から。
ラグビーの時によく聞いた気がするけど、コンフェデの会場でも観客がスタンドで歌っているようです。
歌詞の大体の意味はここを見て頂ければと。
Ladysmith Black Mambazoが歌ってるのも好きですが、このSoweto Gospel Choirのバージョンの方が明るくて良かです。
kiwamiさんのところでネタを拾いました。ありがとうございます。)
by sola_calcio | 2009-06-25 00:22 | AZZURRI
line

再び開店休業。生存確認はTwitterで。


by sola_calcio
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31